北の庭から、つれづれ生き物観察記

北の庭暮らしの仲間、犬、猫、鶏たちの奏でる愉快なハーモニー。彼らの暮らしの観察レポート‼︎

年末年始のロードトリップ1日目ー函館・大間編ー

みなさま、新しい年が明けました。

2019年も、良いこともあれば、良くないことも、

きっとそれぞれある事でしょう。

どんな時もユーモアを忘れず、

心豊かに生きていきたいな〜と思っています。

私にとって、文章を書くということも

充実した日々を送るのには欠かせない

エッセンスだと感じるようになりました。

今年も、オンライン、オフライン問わず、

どうぞどうぞ、よろしくお願いいたします⭐︎

何はともあれ、昨年は少なくとも記事を

書き続けられたことにOKを出したいと思います。

 

 

さてさて、この冬の年末年始、

十勝から実家である滋賀県へと車で旅をしてきました。

犬猫一緒にみんなで車中泊の旅。

もう、ジュジュも若くないので、

飛行機に乗れる日もそんなにないような気がして。

猫のネロには本当に人間中心で申し訳なかったけれど、

でも10日間も一人で家にいるよりも、

きっと居心地が悪くても

いつものように私や夫、ジュジュの後を

ニャーニャー文句言いながらもつけてくるに違いないと思い、

挑戦してみることにしました。

彼は好奇心が強く、いつも飄々としてマイペースなので

ひょっとしたら旅に馴染んでくれるかな、と思いつつ。

それでも、猫は猫なので、あまりにも無理なのであれば、

どんなに旅が進んでいても帰路に着くと夫と約束して。

その時の旅の記録を鮮度の良いうちに

書き記していこうと思います。

九羽の鶏たちは、夫の友人家族にお願いをして、

いざいざ出発〜!

 

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旅の始まりは12月28日(金)朝7:00。

いつも旅の荷物がまとまらない私は、やっぱりあたふた遅刻気味。

それでも、予定時刻に全員車に乗り込みました。

ジュジュは慣れたもので定位置へ。

猫のネロは30分くらいニャーニャーと

車内で怒っていました。

そしてその後、するりと

後部座席のシートの下に潜っていきました。

どうやら、窓の外の流れる景色や車が怖い様子。

それ以降、彼はずっとシートの下におり、

迷路のようになっているその辺り一帯を

旅の住処に決めたようでした。

 

道中、夕暮れ時になるとその地下の住人は、

活発に活動を開始し、やれ外の空気を嗅ぎたいだとか

おやつが欲しいだとか、ご飯の時間だろうとか

首の後ろを掻け、車を停めろ、抱っこ、トイレだとか

大声でご要望されるようになりました。

そして地下の住人が一番怒るのは、犬のジュジュと

夫と私が少し観光などで車を降りて散策する時です。

車に戻ると必ずニャー!!といって地上へ出てきました。

家にいる時もそうですが、これがネロなのです。

群れの仲間意識がとても強いんだと思います。

 

 

さて、道中ホワイトアウトに見舞われながらも

お昼に一行は、有珠山パーキングエリア(以下PA)に

到着しました。

今回のロードトリップでは、3日で北海道、東北、関東、を

移動するためいささか急ぎ足です。

主に車が走るのは高速道路なので、

各地のパーキングエリア(PA)やサービスエリア(SA)

をたくさん利用しました。

知らなかったのですが、最近のSAの施設はすごく種類が豊富。

温泉や宿がついていたり、ドッグランもついている。

電気自動車のチャージスタンドなんてのもあります。

 

ドッグランは、犬にとって必ずしも良い場所とは限らないし、

ジュジュも他の犬と遊ぶことをあまり好まないので

普段利用することはないんだけれど、

気になってそこらへんへ行くと、どこからともなくわらわらと

たくさんの犬たちが集まっているのには驚いたし、

楽しそうに遊んでいる犬とその家族達をみると

うわぁ、いいわぁ〜、犬も家族やもんなぁ〜、と

目尻が自然と下がりっぱなしでした。

(ただ、ドッグランってなんで長方形なんでしょう。

そして角にベンチや木があるっていうおきまりのパターン。

これは、人間優先の設計で、本当に犬のことを思うと

もっと違った形になると思います。)

 

今回の旅では、YASUMOCCAというネーミング(ブランドらしい)が

されているPAがお気に入りになりました。

主にトラックのドライバーさん向けに作られ、アットホームが売り。

そしてまた地域に根ざした運営を心がけている、

ブランドのPAだそうです。

実際、その土地の名物メニュー、お土産もあり、そして

広すぎず、狭すぎず、お店もざわざわ、ギラギラしておらず

本当に休むのにちょうどイイ。

そんなPAが揃っていました。

(YASUMOCCAについて詳しい説明はこちら

2016年にNexco東日本で展開された。)

ここ、有珠山PAもYASUMOCCAでした。

パノラマビューがイチオシポイント!!

ランチは、そんな有珠山PA噴火湾を眺めながら頂きました。

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野菜たっぷりの有珠山プレート!カレー風味の野菜炒めでした。大満足!

対岸には、函館が見えました。

見渡す限りの海に向かって、丸くせり出したカウンター。

そこでほっこり、いつもと違う

景色を眺めると、早くも旅が始まった〜!ってな

気持ちになりました。

 

 

 

さてさて、目指すは函館フェリーターミナルです。

その日の天気予報は、道内、そして東北日本海側は

大荒れの模様。

できるだけ早く港に着きたく、

南へ車を進めます。

途中、道の駅なないろ・ななえ

にも立ち寄る。

新しくできた道の駅らしく、吹き抜けの天井にウッド調の内装で

BGMには優雅なクラシック。

イケてる!雰囲気です。

林檎と乳製品、そして松前漬けの海鮮、イカめし、などなど。

冷蔵でなければ、ぜひお土産にしたかったもの、わんさかありました。

 

隠れた函館名物のイカ羊羹を一目見たいと思いつつ、旅を進める。

はこだて柳屋という函館の老舗のお菓子屋さんが作っているらしい、

イカ羊羹。コーヒー味で求肥が中に入っていて、

そして何より見た目がイカにそっくりだそう。

(面白いから、ぜひリンク行ってみて)

柳屋が、通るルートのスーパー、ARKS七飯に入っているとの事で、

期待を胸に行ってみたんだけど、あったのは

模型のみで残念〜!!!

ここでは、イカ羊羹は予約注文になるとか。

でも、本店には常時、陳列されているとの事でした。

フェリーの時間も迫っている事だし、

今回はイカ君にはグッバイアディオス再見、sayonara。

悲しいけど、また次の楽しみさ〜!

そうそうこの柳屋さんのレモンケーキ、美味しかった。

(でもやっぱり、読めば読むほどイカ君に会いたかったなぁ)

 

そうこうするうちに、函館フェリーターミナルへ到着!

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雪はくるぶしほど積もっている状態。

どどーん!と目の前に現れた安定感抜群そうな、

津軽海峡フェリーに、

「おぉ、これに車で乗れるわけ!!」と頼もしい気持ちに。

でもね、今日は風がピューピュー強いし、

日本海大荒れ。雪も横から吹き付けてくる。

ちょっと心配もありつつ受付へ。

 

受付ターミナルの中は、とっても綺麗。

フードコートやお土産やさんもあるし、

船の中で過ごすと良いスエットの上下も安く販売されていました。

 

受付では、車のダッシュボードに乗せる大きな車両判別用の紙

そして、チケットを受け取りました。

同時に、ペットを車の中に乗せておくことに関しての誓約書も提出。

この、函館ー大間の津軽海峡フェリーは、

大型のペットは船内のペットルームは使用できず、

車内に残しておくシステムなのです。

乗船時間は90分だったから、

なんとかギリギリ車内に残しておけたものの、

これにはかなり心が痛みました。

 

少し気温が上がってくる春から暑い夏では確実に無理です。

猫のネロは本来ならペットルームが使用できますが、

ここはジュジュとお留守番した方が精神的に良いと思い

車で待機してもらうことに。

寒さを考慮して、USBの電気膝掛けを敷いて、

おやつを与えて、後ろ髪ひかれる思いで人間は船内へ。

これ、ほんとタイタニック状態になったらどうすんの、と

怒りの気持ちが無かったといえば嘘になる。(縁起でもない)

けれど、それが嫌ならば、ペット可の部屋のある

別の船に乗れば良いという事です。

そして少なくとも、ペット積載車は船への乗り込み時も

別のレーンを案内され、先頭で乗せてくれたので、

もし何かあった際には、対応していただけるはずです。

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車庫での心配していた寒さは、思っていたほどでもなく、

到着時には車体についていた雪が溶けていたほど。

ジュジュはその中で悠々と布団に寝そべり、リラックス状態で

お迎えしてくれたので、ホッとしたのでした。

 

そうそう、昨年の大地震で停電だ、断水だって人間たちが

騒いでいる時も、彼ら動物たちは、暗くなったら寝て

好きな場所で昼寝をして、と何一つ日常を変えることなく

マイペースだったことを思い出しました。

不安を彼らに伝染させるのは、いつだって私である人間。

そんな人間から意識を断ち切る時間も、動物たちには必要な時間。

もっと彼らの適応力や自立心を信じよう。信頼しよう。

(ジュジュは車にかなり慣れている事や、

日頃から、動物たちの心の土台である

メンタルキャパシティーを広げる事を意識して

ゆったり育てているせいもあると思います。)

 

私たちの乗った船、「大函丸」の船内は、

予想以上にピカピカでした。

そして、床に物がない!!

ゴミ箱もない!!シンプル、簡潔!

その理由はなぜかというと、

揺れるからでしょう、おそらく。

揺れが大きい時は、床に置いてあるもの、

ゴミ箱などは、みんな転がっちゃいますから。

テーブルに備え付けの、椅子の座面の下からも、

太い鎖が出ていて、床に繋がっており、その椅子が

押しても引いても動かないようにしてあったので、

なるほどそういうわけか!と納得です。

 

私たちが乗ったのは夕方の便だったので、すぐに日が暮れ、

海が見えなくってちょっぴり悲しみつつ居場所を確保。

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そして、この日の船の揺れは激しかったと思います。

船旅が初めてなので、比較対象もなかったのだけれど、

ごろ寝スペースでストレッチしながら横になっていると、

時折、ごろりと体が横に転がりそうな重力を感じました。

ぐわんぐわん、と大きく揺れながらの90分だったから、

初めての船の感想として、

「これ、4時間とか30時間はきついわ〜、ゲッソリ」

という心境に。

船は辛いよ、という第一印象になっちゃいました。

 

 

そうして、無事に大間に到着したものの、現地も大荒れ。

やっぱり函館と同じく、横から吹き付ける強風。

時刻は18時を過ぎているので、

もう辺りもすっかり暗いわけです。

船での気疲れも相まって、見知らぬ土地で、物寂しい気持ち。

先を急いで、今夜の宿(と言う名の道の駅)へ

辿り着くべきか、どうか。

迷うものの、やっぱり、大間と言へば

「マグロ」でしょう〜!!!

食べて元気出さねば〜!

次、いつくるかも、わからないチャンスだし。

 

そこでルート上にあり、ビビッと来た「馬い家」にて

中トロ丼を食すことにしました。夫は海鮮丼。

お店の方、優しくって気さくな印象。

席に着くとすぐにあったかいお茶を出してくださり、ホッとする。

地元の方が楽しそうに函館の話をしているのを

小耳に挟むと、きっと大間の人にとって

函館って海を挟みつつも馴染みのある街なんだろうなぁと。

地元の人やお店の人の気配に触れるうち、

物寂しさも解消しました。

 

現在地の検索したり、温泉を探したりするうち、

運ばれて来た中トロ丼。

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Ohhhh!!!

ため息でちゃうほど、美しい〜〜〜!

盛り付けもさることながら、この色!!

なんて表現したらいいのか。

そうだ、この色はローズピンクなのです。

魚の色というより、花の色みたいに鮮やかで柔らかい。

いつもの真っ赤なマグロのイメージとは違います。

でもって、薄桃色の、あのトロなイメージとも違う。

表面は、どれもツヤツヤとして、なめらか。

期待とともに口にして、さらに瞳が星になる〜!

溶ける、柔らかい、けどどこかサクッとしていて、

脂はくどくなく、さらさら。

何だろう、ここのマグロって別物、そんな印象でした。

海鮮丼の夫も、どれもハズレがなく最高だったそう。

海鮮丼も、ツヤツヤで丁寧に盛られており、やはり美しかった。

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本場の味を堪能し、大満足でお店を出て、

すぐ奥にある漁港をジュジュと歩きました。

隣が漁港って、すごいロケーションのお店。

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 夜のイカ釣り漁船なのかマグロ漁船なのか。

船に吊るされたライトが煌々と光り、

出航の準備をしているようでした。

 

 

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夜の漁港。

そこには自分の全く知らない日常が、

暗闇の中に広がっていました。

 

 

 

さて、車中泊という旅のスタイルでは、

夕方以降が慌ただしくなります。

犬猫のご飯に、自分たちの夕飯とお風呂。

トイレ、寝床の場所決定、寝床の準備などなど。

この内一番、省けそうで省けないのがお風呂。

これに手を抜くと、寒さで後の作業の効率が悪くなるのです。

逆に、ここでしっかり体の芯まで温めておくと

翌朝まで快眠・快適です。

 

この日は、道中の天然温泉を見つけて直行。

「桑畑温泉 湯ん湯ん♪」

名前が可愛らしいけれど、泉質は濁っていて塩辛い!

本格的なものでした。

ここは高台にあり、通常、露天風呂から

夜のイカ釣り漁船が眺められるらしい

けれど、この時は露天風呂はお休みでした。

そこで一緒になった地元のおばさまに、

サウナを案内され、何気無く入っちゃったら最後!

病みつきになってしまい、この旅ではサウナに頻繁に

入ることになりました。

前にも温泉のおばさまにサウナに誘われて、

その時、「サウナはね、89ざの世界よ〜」と言われ

ギョッとしてたら、

「いちどはいったら、抜けられないっちゅーことよ!やみつき!!」

っと、愉快そうに言われたのを思い出しました。

確かに、冷えている時、寒い時期にはいいもんだねぇ〜♪

 

お風呂が終わって車に戻ると、ネロが外に出たがったので

少し駐車場など散策。

相変わらずの強風でしたが、ポカポカの状態なので

むしろ風が気持ちが良いくらいでした。

ネロは近くの林に入って探検したそうでした。

しばらくジュジュと一緒にその辺をねり歩いて、

満足したようにも見えました。

 

そうして海辺ギリギリ、真っ暗な海岸線を左手に

しばらく車を走らせ、はまなすラインを走り、

到着した今日の宿は、「道の駅よこはま 菜の花プラザ」

真っ暗で、あたりもよくわからなかったけれど、

トイレも広くて綺麗でとても良かったです。

そういえば、途中で大間へ向かう車とたくさんすれ違いました。

こんな時間に、YOUは何しに?

夫ときっとこれからイカ釣りする漁師たちなのでは、

という結論に至りました。

 

エンジンを切ったら布団へ潜り込むべし!

そそくさと寝床を整えたら、消灯、就寝です。

ジュジュは車中泊に慣れたもので、

人間の横にぴったり寄り添い、ポカポカです。

ネロもすぐに布団に入れてとやってきて、

するりと腕枕でゴロゴロ、眠りにつきました。

こうして、初日は無事に終わるのでした。

 

なら、いいのだけど、この日、もんんんの凄い風が強くて

風の音と、車体がそれに揺さぶられるのとで、

私は全く熟睡できず、早速、車中泊の醍醐味?を

味わう羽目になったのでした。

ようやく、音楽を小さく鳴らして意識をそちらへ向けて

眠ることができたけれど、その時、時計は朝の5時でした。

気にせず寝ていた夫が救い。

明日の運転は頼んだ。

チーン

 

 

二日目ー小川原湖・仙台編ーへ続く