北の庭から、つれづれ生き物観察記

北の庭暮らしの仲間、犬、猫、鶏たちの奏でる愉快なハーモニー。彼らの暮らしの観察レポート‼︎

雛達の成長-猩々桂チャボとアローカナ-

 

やっと、やっと、十勝にも青空が戻って来ました♪

 

雨の日も、涼しくて良いけれど、こうも続くとうんざり。。。

なーんて思っているのは人間だけ。

鶏たちは土砂降りの中でも、小屋の外で大半の時間を過ごしていました。羽毛の防水効果にビックリな毎日でした。

雛達だって、頭の柔らかい羽をびしょびしょにさせても喜んで走り回っていました。子供はエネルギーに溢れていて、何でも楽しんでしまえるのは、どんな動物も同じかも。

5月生まれのこの雛たち、それぞれのキャラクター、特徴がわかってきたので、今回はそのことを記録しておきたいと思います。

 

 

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猩々桂チャボ、マフィンの成長

一番最初に誕生した、猩々桂チャボのペロとビオラの子、マフィンは雄だと判明しました。

今はちょうど真っ赤な鶏冠が生えてきて、尾羽もシュッと生えてきました。

ちょうどミニミニチャボの形。とってもかわいい時期真っ盛りです。


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このマフィンの性格は、生まれたときから肝が据わっている様子が伺えましたが、雄だと判明して納得です。

眼光が鋭いというか、強いというか、妙に力強いのです。目が据わっているともいう。ギョロリ。

虫や餌のありかを、見つけるのがとても上手です。

そして、この大きさでありながら、父親ペロよりずっとワイルド。

昨日もみんなが怖気づくサイズのミミズを躊躇なく捕獲!!

自分の身体よりも長くて、嘴より太いこのミミズ、果たしてこのマフィンのちっちゃいお腹に納まりきるのだろうか、と心配して見ていると、案の定、飲み込むのに苦戦して、喉をエグエグとしています。

嘴の先っぽから、しばらくミミズの尻尾が見えていました。ギャー

想像すると、けっこうグロいんですが、ミミズ苦手な私にはとても頼もしい存在。

というのも、ペロとリリーは人工孵化で、ある程度の大きさまで室内で育てたせいなのか、ちょっとミミズに疎いのです。暴れるミミズにどん引きすることも。

ビオラは何か食べれるものには、イケイケドンドンなんですけれど、やはりミミズのサイズによっては諦めます。

本当は、鶏の雄って群れには一羽でいいと思っていたけれど、こんなに頼もしいとこの先が楽しみになってきて手放せるかどうか・・・。

ミミズや地中の虫を、喜んでついばむ鶏と一緒に畑を耕す楽しみの一心で、初代鶏に続いてチャボを迎えたのです。

ペロ親父に下克上しちゃうかもだけど、しばし見守ってみよう。


 

 

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アローカナ、ニンバスとハーマイオニーの成長

二羽生まれたアローカナは、雄と雌がそれぞれ一羽ずつでした。

まず、性別が判って、名前を付けました。

雄がニンバス。

雌がハーマイオニー

由来は、ハリーポッターシリーズです。


ニンバスは、ハリーの箒の名前です。とっても速くて強い、魔法の箒。

そう、とにかくアローカナ達は速いのです、とにかく。

身が軽くて翼をよく使って高い所に乗ったり、猛ダッシュしたり。

動きの一つ一つのテンポがすごく速くて、写真もブレブレ。

ニンバスって呼んでみると、彼の雰囲気にとてもよく似合うので、そう呼ぶことに決めました。

鉛色の不思議な脚の色や、シューーーっとした動きのせいかな。

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ニンバスの性格は、おっとり控えめです。

彼の得意技、頭上を飛ぶ羽虫をジャンピングキャッチする動きは、バスケットボール選手が3Pシュートを打つときに似ています。

ジャンプした最高地点でボールを手から放すあの動き。

まるで空中に留まっているかのような、あれですよ、あれ。

ニンバスも、同じくキュッと空中で留まってから、首だけキュッと伸ばして虫を捕らえるのです。

きゃ~、カッコイイ!!

文章で上手く伝えられないのがとってももどかしいです。いつか、動画をば。。。


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※こんなにちっさかったのに!

 

ハーマイオニーは、生まれたときから一番、好奇心の強い雛です。

身体が小さいときはいつも、ビオラ母さんの羽の中からキョロキョロと外の様子を伺っていました。

少し大きくなってからは、朝、小屋の扉を開けると真っ先に外へ出て行くのが彼女の日課。

餌を食べるよりも先に、外の世界を見たいんです。雨の日も、おかまいなしに。

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木の枝から枝へするするとバランスよく羽を使って飛び歩き、突然私の足元まで低空飛行してきて驚かせたりします。

頭と身体を使って恐れることなく、果敢に挑戦する。

そんな様子はハリーの親友の、賢くて好奇心旺盛で、その旺盛さの余り、時に痛い目にあったりするハーマイオニーにぴったりではないでしょうか。

(マフィンに比べたら、ハリポタシリーズへの思い入れが強すぎて、マフィンが可哀想なくらいなのですが、マフィンはマフィンで私の一番得意な焼き菓子なのですよ!!笑)

 

そして、アローカナズは、どこか心細そうな声でヒィーヒィーと普段の口数が多いです。

特に餌の時間、外に出す時間、そして夕暮れ時なるとヒィーヒィーとか細い声でよく鳴きます。そのときは、首を高く伸ばして鳴きます。

これ、種としての特徴なのかなぁ?!そしてこれは、いつまで続くのでしょうか。

成長していくと、コッコッコッに変わるのかな?

 

 

 

っとまぁ、こんな風に、雛達は順調に育っています。

今のところ案じているのは、雄同士の相性ですが・・・。


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※雄同士。仲良く水?を飲み交わした幼き日々をわすれないでいてくれたら。。。

そしてチャボとアローカナの身体の大きさの違い。

アローカナとチャボの生活テンポ(スタイル?)が合わないようなら、別宅計画も立てていますが、そんなに心配することも無いような。

みんな、今後どう成長していくかとっても楽しみです。


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大きくなったけど、まだまだビオラ母さんが必要な雛たちでした。