北の庭から、つれづれ生き物観察記

北の庭暮らしの仲間、犬、猫、鶏たちの奏でる愉快なハーモニー。彼らの暮らしの観察レポート‼︎

◇庭の草花たち◇6月上旬北海道

久しぶりに書きます。

といっても、書いていたの、だけど消しちゃうんですよ、誤操作によって。。。…>_<…

アプリと相性、合わないのかも。早くも引っ越し考えちゃったり。

頭の中も生活も、6月は慌ただしく過ぎています。

 

ところで、今年の十勝はちょっといつもと違う。

とにかく、雨の日が多く感じています。

梅雨っぽい毎日。

夜は冷えるから、暖房も入れちゃってます。

けれど、やっぱり植物達は季節に合わせて生長しています。

 

最近のウチの庭のベスト草花いきます↓

 

◇ヘリアンセマム・チェビオット◇

f:id:souldance225:20160616172140j:image

くすんだ緑色と、ピンクオレンジ。

イギリスのスコットランドイングランドの境目チェビオット丘陵。

その境目=ボーダー=ボーダーコリー(犬種)の故郷=わたしの心の故郷です🎵

 

このひとは、地面を這うように枝を伸ばして広がります。

まとまりにくいので、ひとくせあるけど、すっごくスタイルあるヤツ。

名前も、姿も好きなので、食卓からすぐに目に入る位置に植えてあります。

f:id:souldance225:20160616180901j:image

ほんとうはある程度切り詰めてやると、この茶色の木部が短くなってすっきりとまとまるそうです。

高さのあるレンガの花壇からだらりと咲かせたい。

そういう雰囲気。

 

 セントーレア・モンタナ◇

f:id:souldance225:20160616172626j:image

紫の花がセントーレア・モンタナ。

アメニモマケズ、わっさわさ花を咲かせてただいま、満開に。

雨だから、撮影が遅れてしまって良い姿、取れないね。

もっとも、わたしはこの花の蕾の状態の格子状の模様も好き。

ウィリアム・モリスのデザインに使われていそうな趣があるのです。

そしてまた、このモンタナ君は、うちの庭の花としてすごく大事な要素を持っている。

すごく丈夫であること。

引っ越してきた時は1輪だったけど、いまはご覧の通りです。

ありがたいの一言。

早めに咲くので、この花が咲くのを合図に庭が賑やかになっていくイメージ。

 

 ゲラニウム・ローレンス◇

f:id:souldance225:20160616173159j:image

ローレンスは、珍しい種類だと思うな。

ホームセンターではもちろん、ちょっと大きなナーセリーでも見かけない。

この可愛いゲラちゃんは、旭川の上野ファームさんからのお迎え✨


ゲラニウムって、ほんとうに沢山の種類があって面白い。

背が腰くらいに高くなるものから、20センチくらいのものまで。

全体的に、ふわぁっとソフトな印象を与える姿が特徴かな。

ただ、茎が長くて、まとまりにくそうなもの、形を気にしなくてもこんもり育つものがありそう。

花も、大きいのから小さいものまで。

色も白から青系、ピンク、紫系。

どちらかというと、寒色系が多い気がしています。

f:id:souldance225:20160616173948j:image

※このローレンスは、花弁に入る脈が美しいのです。

うちには、ことしゲラニウム・ジョンソンズブルーという、大きくなりそうな種類も仲間入り。こちらはメジャーな品種。

まだまだ小さくって、花は来年のお楽しみかな。

 

 

ひとまず庭からは、この3種のご紹介でした。

 

 

ところで。。。

たいていの花の図鑑って、花だけの写真とその高さや広がりをセンチで表したものしか載っていないことが多い。

ガーデニングをする上では、それじゃ情報が足りなさすぎる。

 

どんな雰囲気、空気をまとっているのか。

わたしはそれを知りたい。

大きくふんわり広がる、モサモサっと茂る、勢いよくシュッと伸びる、

ぎゅっとコンパクトにまとまる、などなど、そういうこと。

なので、わたしはどうして花図鑑、とか称されるものに

その花の全体像が載っていないのか、とても不思議。

強いて言えば、春、夏、秋、冬の姿も載せて欲しい。

花だけが、花咲いているときだけが、その植物の姿じゃないでしょうと。

 

 

と疑問に思って調べていくと、海外のガーデンサイトでは、人のシルエットに対する植物のシルエット、そして四季のうつり変わりに伴う、葉の色の変化も示されていました。

 

そう!!

 

こういう情報ですよ、アマチュアガーデナーがめちゃくちゃ知りたいのは!

そして、すごいのが、あなたにむくガーデンデザインは?とかってイエス、ノーで答えていくと

植え込む植物のプランニングが出てくるサービスもあった!

出てくる質問は、花壇の面積や日照時間、方角、そしてガーデニングにかけられる時間や庭の用途などなど、それはそれは沢山。

庭文化の歴史の違いを感じます。

もちろん、日本にも日本庭園っていう素晴らしい歴史ある技術があるのだど、一般ピープルには敷居が高すぎる。

ちなみに、そのサイトでうちの花壇はギボウシとか多めのシェードガーデンがベストって

出てきました。

しかし、えー、それはつまんない。。。バラが良い、バラをもっと植えたい!

とかって結局そうなっちゃうんだけど。


 

 

ガーデニングは、アートに限りなく近くて。

花の色はもちろん葉の質感やボリューム、シェイプ。。。そして花色を合わせる時期。

そういう知識や経験が大切なんだと、やっていくうちにわかってきました。

その花の持つ空気感、雰囲気は身近に見て、育てて、感じ取っていく楽しさもあり。

それが経験値ってやつかも。

だから、これ!と思った苗を庭に迎えて、実験のように植えているのが、食卓からすぐ目に入る花壇。

ここが、わたしのリアル花図鑑です。

始めて育てる宿根草が、どんどん大きくなって花を咲かせる時は、ほんとうにワクワクします☺️


しわっしわのおばあちゃんになった時、こんな↓風に植物たちを操って、色とりどりの庭を創れるようになっているのかな?!

f:id:souldance225:20160616190507j:image

※上野ファームさん2015年5月下旬頃


f:id:souldance225:20160616190655j:image
※上野ファームさん2015年夏頃